排水管清掃DRAINPIPE CLEANING
当社の清掃のしかた
「共用部排水管清掃」
排水管清掃において、はじめに共用部（外部排水管）の清掃を行います。清掃効率の観点では建物上階から順次下流に向かって清掃するのが良いのですが、下階の排水管を洗浄せずに上階の清掃をすると配管の曲がり部分で汚れ、サビが管をふさいでしまうことがあります。それを防ぐために建物の合流部である共用部分の清掃を先に行います。
「専有部、専用部排水管清掃」
共用部の清掃をしてから専有部、専用部の清掃にはいります。当社の清掃仕様は各排水口（台所・洗面・洗濯・浴室・オプションでトイレ）よりホースを挿入し合流する排水竪管までを清掃します。仕様の比較において排水竪管を清掃する、しないは重要なところです。
また、専有部、専用部の排水管清掃は居住者の方にはご在宅をお願いするなどの負担が伴います。居室内に水回りの業者が入室させていただくことはなかなかない機会ですので、各水回りの簡単な目視点検も清掃の際に行っています。点検の際に不具合があればその場でお伝えいたします。当社での修繕ももちろん可能ですが、無理な営業はしませんのでお客様の最適なタイミングで施工していただくことが可能です。
「清掃後から報告書作成まで」
清掃工期が終わると報告書作成にはいります。当社は施工写真、施工時の特記事項（不具合箇所）はもちろんのことお客様にとってご提案できること、更には施工図面を添えて報告させていただきます。今後の修繕計画にも有効活用できる内容となっておりますのでご活用ください。
「排水管清掃、ここにご注意 斜めドラム式洗濯機」
昨今主流になりつつある斜めドラム式洗濯機、この洗濯機は重心の観点から洗濯機の自重が重くできています。洗濯排水口より清掃を行う際、トラップ部分に本体がかかっていると清掃に支障をきたします。当社では清掃を行うためのノウハウを種々もっておりますので、お客様に適したご提案をさせていただいております。
「排水管清掃、ここにご注意 ディスポーザ」
この設備も最近のマンションに装備されてきています。自治体によって賛否両論ある設備です。マンションでは台所の排水口付近に設置されたディスポーザで家庭で出た生ごみを粉砕して処理槽に沈殿させ、その沈殿物を有効利用する設備です。ディスポーザは使用方法を誤ると大事故につながる可能性があり、処理槽に粉砕物が到達せず管内で沈殿した場合、悪臭や管の閉塞、逆流事故を引き起こす危険があります。そのリスクを十分に把握して通常の排水管清掃より念入りに清掃を行う必要があります。
～使用にあたって守っていただきたいこと～
・ ご使用になったら十分に水を流してください。
（マニュアルによってはご使用にあたり、水8～14リットル流してくださいと記載されているものもございます）
・ 比重の重いもの（卵の殻など）は流さない（管内に沈殿し、固化すると排水不良、悪臭の原因になります）